若い頃はやっぱり視野が狭かったと思います。

 

 

若い頃…というと既に20年近く前になりますが、当時、サッカーの中田英寿が大人気でした。当然、世の女子の「結婚したい」という妄想の対象になっており、おそらく世間の女性の8割がそう口走っていたと記憶しています。ちなみに残りの2割は「B’zの稲葉さんと結婚したい。」と口走っておりました。

 

この頃読んでいたクレアという雑誌で、「もしあなたが藤原紀香だったら、誰と結婚したいですか?」という読者アンケートがあり、その回答でも中田英寿の名前を挙げている方が多かったです。(注:時代が流れているので解かりにくいと思いますが、中田英寿と同じく藤原紀香も、当時の女子の「変身したい女優」ナンバーワンだったのです。因みに2位は松嶋菜々子でした。)特に印象的だった回答に「告白して、もし『失せろ。』と言われても、紀香なら『ウソだぴょ〜ん。』と言える。」というのがあり、未だに鮮やかに覚えています。確かに紀香なら『ウソだぴょ〜ん。』って言えますよね。

 

 

 

あれから20年、中田英寿も旅人になり、時の流れというものを痛いほど感じます。
今ではすっかり目が覚め、「人間見た目以外にも大切なことは山ほどある。」と言えるようになりました。
そもそも結婚に関しては、「誰と結婚しても同じよ。」という名言があり、結婚するまでではなく、結婚した後の積み重ねこそが大切です。努力と忍耐、そしてまた努力の日々…これが結婚です。おとぎ話のように「それからお姫様と王子様は幸せに暮らしましたとさ〜。」と行かなくて残念ですが、それはそれで良いことのように思えます。何故ならハゲもデブも人間だと認識できるようになりましたので。身もフタもないですが、「視野が広がった」ということです。願わくば世間の方々も、自分のことを「白髪でババアだけど大丈夫。」と思ってくれるといいなと考えております。

 

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